AIラボ・交配
AIラボでは人工授精に必要な、雄豚から採取した精液を培養しています。
マイクロピペットという器具を使用し顕微鏡で精液の状態観察をして、良いものだけを使用します。
衛生管理と温度管理は重要です。
AIラボに併設された豚舎に雄豚がいます。
この雄豚は種豚といい、繁殖用に飼育されているのですが、一般的に250kg~300kg、近くに寄るのが怖いと思うくらい大きな豚です。
種豚のお世話もAI担当者のお仕事です。
大きな豚ですが、人懐っこいところがあり、頭を撫でられたり鼻を撫でられたりするのが大好きです。
次元・五右衛門・諭吉・桃太郎などなど、名前をつけてもらっている雄豚もいます。
交配はAIラボで培養された精液を使用して人工授精するお仕事です。
カテーテルを使用して人工授精作業を行います。
妊娠が確認され、無事にお産ができるようになるまで、しっかりと母豚のお世話をしてあげます。